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2024/03/29 15:50 |
共創アーカイブについて
構想に構想を経て、やっとこさ人に説明をして意図が汲み取ってもらえるレベルまでいったので公開してみます。
今の時代にはマッチングしないけれども、近い将来、みんなの意識が変わるのだとしたら実現するのかもしれない知的財産モデルです。

□■□共創アーカイブ□■□
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◇前置◇
 2004年頃から「1億人総ユーザー、1億人総クリエイター時代」と言われるようになって数年。各種コンテンツ投稿サイトの大塔により、一般市民レベルまでその意識が認知されるようになってきた。プロの創作活動の傍ら、アマチュア活動を行うクリエイター、アマチュアでありながらプロ顔負けの実力をもつ、通称「アマチュアプロフェッショナル」の言葉が発生したのも、新しいコンテンツ創造のありかたが顕著に表れてくるようになったと言えるのではないだろうか。
 このような時代に、プロやアマチュアなどと区別すること自体がナンセンスなのかもしれない。総じてクリエイターと呼ばれる時代が近い将来訪れるだろう。また、コンテンツには様々な形態が存在する。音楽や映像、本、文章、白黒の無声映画も最新の技術を用いたフルCG映画も時代は違うにしろ同列のコンテンツであるし、記録や記憶さえもコンテンツと定義する人までいる。私はすべてのコンテンツに優劣はなく、皆平等に扱われるべきであるといった解釈を軸に、新たなアーカイブモデルを提案する。
 例えば、曲コンテンツを作る時、曲を構成する要素に、メロディや歌詞、その要素はそれぞれコード進行やフレーズ、言葉や詩、単語。要素以外にも、五感や周辺環境にも大きな刺激を受けて曲が構成されていくのではないだろうか。もし、そういった刺激を受けないで創作を行う人がいるのであれば、その環境そのものが特殊な創作環境といえるだろう。この環境や要素、もしっこれらが無かったのであれば曲は成り立たないわけである。詩を書く人に誰かが曲を作る、そういった文化が認められている世で、これら一つ一つの要素を作るひともまたクリエイターなのである。曲を聞いてそこから脚本が出来上がり映画となった例も多数みられている。コンテンツのジャンル間の超越も今の時代では歓迎されている創作であり、繰り返しになるが、コンテンツ時代を構成する要素もそれぞれコンテンツと定義される社会が見え始めている。
 現存のアーカイブモデルは写真や、映像、言葉やアイディア。などとジャンルごとに区分けされた中でのアーカイブとなっており、ジャンル間の創造が行われにくい構造となっている。たしかに、アーカイブモデルとして適正でありユーザーにとって、アクセスしやすいがクリエイターにとっては、そこからどんな派生作品が生まれているか、といった現象がわかりにくい構造である。クリエイターにとって他の人の作品から新たな作品が生まれる様子は創作意欲を掻き立てるものであり、新たな創造につながるものである。コンテンツからコンテンツを生み出したい人もいれば、コンテンツ派生の流れの源流(原点)となっりたいと考え創作する人もいる。昔のクリエイターの提言では語りきれないような、様々なクリエイターが生まれているのである。
 これから提案するアーカイブモデルはそういったクリエイターにとって「もったいない」部分を軽減できないか、と思い発案するものである。

◇共創アーカイブ◇
 本アーカイブモデルはコンテンツ、コンテンツを構成する要素、コンテンツに対するレスポンスを全て平等なものとして扱うものである。前述の定義に沿うならば、これら3要素も全て「コンテンツ」なのだが、今の時代に合うようにあえて分けている。
 アーカイブの単位はブログなどで頻繁に扱われる「エントリー」である。web2.0サービスの中で切っても切れない関係にあるものがブログであるのが言うまでもない。このエントリーは、コンテンツ、それらを構成する要素、コンテンツに対するレスポンス全てを一つにまとめる事ができるツールとして用いる事ができる。エントリー同士をつなげる役割としてリンク、トラックバックを活用できる点も非常に有効である。何より、国民に深く浸透しいているツールとしてブログが存在しており、気軽にブログを始める事ができる環境が備わっている事から初期導入リスクも非常に軽く済むだろう。クリエイター達はお互いにリスペクトし合っている風潮があり、各々有効な関係を築き、有用な創作活動を行っている。
 もし、企業がこういったアーカイブモデルを創造した場合、簡単な効果として画像のような効果が期待できる。今まで存在していた企業といった概念は生まれ変わり、ユーザーとパートナーといいった対場で活動していく事がアーカイブモデル実現のために必要なのかもしれない。共創のイノベーションを後世に絶やさない新しい活動が求められるのではないだろうか。
 
◇アーカイブモデルの[n+1]化◇
 web1.0が一方通行、情報発信の時代だとするのならば、web2.0は双方向、情報共有の時代であると言えるだろう。このアーカイブモデルはこのどちらにも当てはまらない。共有して発信・創造する時代、共創ではないだっろうか、といった考えから「共創アーカイブ」と名付けた。このアーカイブモデルは近い将来訪れるweb3.0時代でのアーカイブモデルなのかもしれない。
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2009/01/21 04:46 | Comments(0) | TrackBack() | 未選択

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